奎章閣画像

影印刊行図書

日省録(Ilseongnok ; The Record of Daily Reflections) See Detail
『日省録』は英祖36年(1760)から隆熙4年(1910)までの官撰年代記で、合わせて約2,300冊の膨大な量からなっている。ソウル大学校古典刊行会では、‘ソウル大学校古典叢書’刊行事業の一環として、1967年から1974年にわたり哲宗初期および高宗時代の『日省録』約580冊を影印本46巻にまとめて刊行した。1982年からはソウル大学校図書館奎章閣図書管理室で『日省録』の刊行事業を再び開始し、1991年までに28巻を刊行した。1992年に奎章閣が独立してからは影印事業に拍車をかけ、1996年までに影印本86巻(英祖36年~隆熙4年)を発刊し、15年間継続した刊行事業を終えた。
古文書(Gomunseo ; Old Document Series) See Detail
奎章閣では現在、国内で最も多い約5万件の古文書を所蔵している。その種類も、国王文書、王室文書、官府文書、私人文書、結社文書、外交文書など、とても多様だ。古文書は一次資料の中でも当時の生活の様子を最も直接的に示す資料であるため、その価値はきわめて高いが、大部分が草書で記録されており、研究者が利用するには困難な点がある。 したがって奎章閣では、研究者がこれらの古文書をより便利に利用できるようにするために1986年から所蔵古文書をテキスト化して『古文書』という名で発刊している。草書に慣れていない一般の研究者でも容易にアプローチできるように脱草してテキスト化し、数度の校正の過程を経て脱草の正確度を高めた。また、テキスト化をする中で原本の叙述形態を維持するように努め、各文書の書誌事項を簡略に表記し、発給者・受取者・制作年度などを記録した目次を作成し、利用の便宜を図った。『古文書』は、国王文書、王室文書、官府文書、私人文書の順で毎年1~2冊を刊行している。
古地図(Old Maps) See Detail
奎章閣には約220種、約1,100冊(または貼)、約6,000枚(面)の古地図が所蔵されている。制作時期は16世紀から19世紀にわたっており、国家機関で制作したものだけでなく、民間で制作された地図も含まれている。類型別では、世界地図24種、全図53種、道別地図20種、郡県地図53種、外国地図32種、関防地図13種、その他26種から構成されている。奎章閣に所蔵されている古地図は、朝鮮社会の様々な姿を示すことができるほど多様で、それだけ資料的価値が高いということができる。国内最大の古地図を所蔵している奎章閣では、古地図を専門に担当する研究員を置き、古地図を調査・整理し、1995年から持続的な刊行事業と情報化事業を通じて資料を公開してきた。
奎章閣資料叢書(Kyujanggak Jaryo Chongseo ; Kyujanggak Collection Series) See Detail
奎章閣は1994年から所蔵図書のうち国学研究に必須的な資料を選別し、‘奎章閣資料叢書’として影印刊行を始めた。まず1994年には『華城城役儀軌』(2冊)と『宝印符信総数』(1冊)、1995年には『巫堂来歴』(1冊)、1996年には『戶口総数』(1冊)を刊行した。
1997年からは刊行事業の活性化を図り、影印図書を効果的に分類して研究者が必要な資料をより効率的に利用することができるようにするために、所蔵資料を分野別に分けて刊行することにした。これにより1997年から法典編、文学編、儀軌編、地理誌編など、4つの分野に分けて影印・出版し、その後2000年に儒学編、2003年に語学編、2006年に科学技術編および芸術編が追加された。また法典編は2001年に刊行が完了したのに伴い2002年からは官署志編を刊行している。
現在、官署志編、文学編、儀軌編、儒学編、地理誌編、語学編、科学技術編、芸術編など6つの分野にわたり刊行事業を推進しているが、これを分野別に見るならば、法制および政治史、文学、語学、思想、地理、文化、科学技術など、国学の多方面にわたりあまねく刊行・普及している。
錦湖資料叢書(Kyujanggak Jaryo Chongseo, Keumho Series 奎章閣資料叢書 錦湖シリーズ; Keumho Series of Kyujanggak Collections) See Detail
1990年8月24日に錦湖グループの故朴晟容会長が奎章閣に‘錦湖国学研究基金’5憶ウォンを寄付した。奎章閣ではこの基金を利用して奎章閣所蔵資料のうち国学研究に必須的な資料を選別して影印・刊行することに決め、1991年から‘奎章閣資料叢書錦湖シリーズ’を発刊し、現在に至っている。‘錦湖シリーズ’という名称は、朴晟容会長の基金寄付の意義を明らかにするために命名したものだ。
1991年から2006年までに発刊された‘奎章閣資料叢書錦湖シリーズ’図書は、合わせて100冊だ。1991年から2004年まで、主に対外関係史と近代史に関連する資料を選別して刊行し、1994年から1996年の間には奎章閣所蔵の儀軌の中から重要資料を選別して刊行した(儀軌刊行事業は1997年から‘奎章閣資料叢書儀軌編’に移管された)。近代史の関連資料の刊行は、2004年に一段落し、2005年からは‘奎章閣資料叢書地理誌編’を‘錦湖シリーズ’に移管して刊行している。